土地家屋調査士とは?

基本的には、お客さまの依頼に基づき、不動産の表示に関する登記の申請を代理する業務を行う人のことです。その申請のために、必ず現地において申請する土地・建物の調査、測量を行い、必要な図面と申請書、添付書類を作成します。

その他、隣接地の所有者と土地の境界についてもめているとき、法務局に境界(正確には筆界)の特定を申請することができますが、その代理も職務として行います。

土地の境界の紛争を和解によって解決したい場合、裁判によらずに民間ADR(裁判外紛争解決手続)で和解の仲介を行っていますが、この代理業務も行います。

土地家屋調査士になるには、一般的には、法務大臣が行う土地家屋調査士試験に合格して、日本土地家屋調査士連合会の名簿に登録する必要があります。

土地家屋調査士でない人が、土地家屋調査士業務を行うことはできません。